音声AIプラットフォームのElevenLabsが2026年2月4日、Sequoia主導の5億ドルシリーズD資金調達を発表しました。評価額は110億ドル(約1.6兆円)に達し、1年前から3倍以上の成長。年間経常収益(ARR)3億3000万ドルの高成長企業として注目を集めています。
ElevenLabsは2022年に創業したポーランド発の音声AIスタートアップで、テキストから自然な音声を生成する技術で急成長を遂げています。今回のシリーズDでは、Sequoia CapitalがリードしてAndrew Reed氏が取締役に就任。Andreessen Horowitzは4倍、ICONIQは3倍の追加投資を行い、いずれも「スーパープロラタ」(持分比率を大幅に上回る追加投資)で参加しています。
新規投資家としてLightspeed Venture Partners、Evantic Capital、BONDが加わり、創業以来5ラウンドで累計7億8100万ドルの資金調達を完了しました。
同社は年間経常収益(ARR)3億3000万ドルで2025年を締めくくり、今回の資金を研究・製品開発の拡大と国際展開に投入する計画です。ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ワルシャワ、ダブリン、東京、ソウル、シンガポール、ベンガルール、シドニー、サンパウロ、ベルリン、パリ、メキシコシティに現地チームを配置し、エンタープライズ向け製品「ElevenAgents」と「ElevenCreative」のグローバル展開を加速させます。
評価額110億ドルは1年前の約3倍であり、音声AI市場における同社の圧倒的なポジションを示しています。ゲーム、映画、ポッドキャスト、カスタマーサービスなど、音声コンテンツのあらゆる領域でElevenLabsの技術が浸透しつつあります。