Zhipu AI(Z AI)は2026年2月11日、744B MoE(Mixture of Experts)モデル「GLM-5」をMITライセンスでリリースしました。Huawei Ascendチップのみで訓練された世界最強のオープンソースLLMとして、SWE-bench Verifiedで77.8%を達成。中国国産チップによるフロンティアAI開発の可能性を実証した画期的なリリースです。
GLM-5は、清華大学スピンオフで2025年にZ.AIにリブランドし、2026年1月に香港で画期的なIPOを完了したZhipu AIが開発しました。最大の特徴は、このモデルが100%中国国産のHuawei Ascendチップ(10万基)とMindSporeフレームワークで訓練されたことです。これは、米国の輸出規制下でも中国がフロンティアAIモデルを開発できることを実証する重要な成果となりました。
アーキテクチャ面では、744Bの総パラメータ数を持ちながら、推論時には40B(一部資料では44B)のパラメータのみをアクティブ化する256エキスパートシステムを採用。これにより、巨大モデルの能力を維持しながら、効率的な推論を実現しています。コンテキストウィンドウは大規模なコードベースや技術文書の一括処理に対応し、最大出力は128Kトークンに達します。
性能面では、推論、コーディング、エージェントタスクでオープンソースモデルのトップクラスを達成。特筆すべきは、ハルシネーション(幻覚)率がGLM-4.7の90%から34%に大幅に低減されたことです。これはモデルの信頼性向上における大きな進歩を示しています。
価格設定も革新的で、入力100万トークンあたり1ドル、出力100万トークンあたり3.2ドルと、同等性能のクローズドソースモデルと比較して大幅に低価格です。重みはHuggingFace(zai-org/GLM-5)で公開され、APIはchat.z.aiおよびOpenRouterで利用可能。オープンソースコミュニティは自由にデプロイやファインチューニングが可能です。
| - [GLM-5: The World's Strongest Open-Source LLM Solely Trained on Chinese Huawei Chips | Trending Topics](https://www.trendingtopics.eu/glm-5-the-worlds-strongest-open-source-llm-solely-trained-on-chinese-huawei-chips/) |
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| - [GLM-5 Complete Guide: China's 744B Open-Source Model That Rivals GPT-5.2 | NxCode](https://www.nxcode.io/resources/news/glm-5-open-source-744b-model-complete-guide-2026) |
| - [GLM-5: Zhipu AI Ships a 744B Open-Weight Frontier Model | NYU Shanghai](https://rits.shanghai.nyu.edu/ai/glm-5-zhipu-ai-ships-a-744b-open-weight-frontier-model) |