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Industry & Business Community 2026-02-26 Source →

NVIDIA、次世代AIシステム「Vera Rubin」を発表 - Blackwellの10倍の電力効率を実現

概要

NVIDIAが次世代AIシステム「Vera Rubin」の詳細を2026年2月25日に公開しました。Blackwellと比較して10倍のワット当たり性能を実現し、推論トークンコストを10分の1に削減。2026年後半の出荷開始に向けて、すでに量産体制に入っています。

詳細

Vera Rubinプラットフォームは、NVIDIAのCEOジェンセン・ファン氏が2026年1月のCESで発表した次世代AIインフラストラクチャです。ハードウェアとソフトウェアの「極限的なコデザイン」により、Blackwellプラットフォームと比較して推論トークンコストを最大10分の1に削減し、MoEモデルのトレーニングに必要なGPU数を4分の1に削減することが可能です。

電力面では、Blackwellの約2倍の消費電力となりますが、ワット当たりの性能は10倍向上。これは絶対的な電力増加を大幅に上回る効率改善を意味します。また、Vera RubinはNVIDIA初の100%液冷システムであり、従来の蒸発冷却と比較してデータセンターの水消費量を大幅に削減できます。

システムは130万個のコンポーネントで構成される複雑なアーキテクチャを持ち、6種類の新チップと1台のAIスーパーコンピュータを統合。AWS、Google Cloud、Microsoft Azure、OCIなどの主要クラウドプロバイダーが2026年中にVera Rubinベースのインスタンスを展開する最初のパートナーとなります。

Tom's Hardwareによると、Vera Rubin NVL72 AIスーパーコンピュータは、推論性能でBlackwellの最大5倍、トークンあたりコストで10分の1を実現する見込みです。

ポイント

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