AI先駆者フェイフェイ・リー氏が創設したWorld Labsが2026年2月18日、10億ドル(約1500億円)の大型資金調達を発表しました。AMD、NVIDIA、Autodesk、Fidelityなどが参加し、「空間知能」という新しいAIアプローチの開発を加速させます。
World Labsは、「AIのゴッドマザー」として知られるスタンフォード大学教授フェイフェイ・リー氏が創設したスタートアップです。今回の10億ドル調達には、AMD、Autodesk(2億ドル)、Emerson Collective、Fidelity、NVIDIA、Seaなど、テック業界とAI業界の大手企業が参加しています。
同社が追求する「空間知能(Spatial Intelligence)」は、従来の2Dデータ(平面画像やテキスト)に依存するAIとは異なり、3D世界がどのように機能するかを推論する能力を持つAIの開発を目指しています。これは、ゲーム、VFX(視覚効果)、バーチャルリアリティ、ロボティクスなど、空間認識が重要な分野に革命をもたらす可能性があります。
最初の製品「Marble」は、テキスト、画像、動画、または3Dレイアウトから永続的な3D環境を生成・編集できるツールです。無料版と有料版が提供され、メッシュや動画としてエクスポートすることが可能です。
特にAutodeskが2億ドルという大型投資を行ったことは、3DワークフローへのAI統合という明確なビジネス戦略を示唆しています。建築、製造、エンターテインメント分野でAutodeskのソフトウェアを使用する何百万ものプロフェッショナルが、World Labsの技術の恩恵を受ける可能性があります。
World Labsは以前に2億3000万ドルを調達しており、今回の10億ドルと合わせて累計12億3000万ドル以上の資金を獲得したことになります。