← 2026-03-03
Industry & Business Community 2026-03-03 Source →

OpenAI、Amazon・NVIDIA・SoftBankから史上最大1100億ドルの資金調達を完了、評価額は7300億ドルに

OpenAIが2026年2月27日、Amazon、NVIDIA、SoftBankの3社から総額1100億ドル(約16兆5000億円)の資金調達を完了しました。これはテック企業の民間資金調達として史上最大規模となり、OpenAIの評価額は7300億ドル(約109兆円)に達しています。

今回の調達ではAmazonが500億ドル、NVIDIAとSoftBankがそれぞれ300億ドルを出資しています。OpenAIはこの発表と同時に、AWSとの既存380億ドル契約を8年間で1000億ドル拡大することも明らかにしました。AWSはOpenAIのエンタープライズプラットフォーム「Frontier」の独占サードパーティクラウド配信プロバイダーとなります。ChatGPTの週間アクティブユーザーは9億人を突破し、有料サブスクリプションユーザーも5000万人を超えました。

X(旧Twitter)上では「Amazonが50億ドル出資してOpenAIに投資し、OpenAIがそれをAWSに支払う」「NVIDIAが30億ドル出資してOpenAIに投資し、OpenAIがそれをGPU購入に充てる」という「循環融資」構造への懸念の声が上がっています。また、Hacker Newsでは評価額が収益の56倍という点について、Apple(9倍)やGoogle(7倍)との乖離を指摘する分析的なコメントが多数見られます。

Microsoftとの関係について、OpenAIは「今回の発表は2019年以来の主要な財務支援者であるMicrosoftとのパートナーシップの条件を何ら変更するものではない」と述べています。AI業界における巨額投資の連鎖が続く中、この資金調達がAGI(汎用人工知能)の実現に向けたどのような成果につながるのか、今後の展開が注目されます。

関連リンク