OpenAIはオープンソースコミュニティへの参入を正式に発表し、GPT-oss-120bとGPT-oss-20bの2つのオープンウェイトモデルを公開しました。Apache 2.0ライセンスで提供されるGPT-oss-120bは、117Bパラメータのうちわずか5.1Bをアクティブに使用し、NVIDIA H100やAMD MI300Xなど単一の80GB GPU上で効率的に動作します。
ベンチマーク性能では、GPT-oss-120bはOpenAIの推論モデルo4-miniとほぼ同等の結果を達成しています。Codeforces(競技コーディング)、MMLU・HLE(汎用問題解決)、TauBench(ツール呼び出し)でo3-miniを上回り、o4-miniに匹敵またはそれを超える性能を示しました。Redditでは「AIME、MMLU、TauBench、HealthBenchでプロプライエタリモデルを凌駕している」との報告があります。
Hacker Newsでは「OpenAIのオープンソース戦略転換に驚き」「DeepSeekへの対抗か」との分析がなされています。従来クローズドモデルにこだわってきたOpenAIがオープンウェイトに転じた背景には、DeepSeekをはじめとするオープンソース勢の台頭があると見られています。研究者や開発者が自前のインフラで高性能モデルを運用できる時代が、さらに加速しそうです。