DigitalOceanが1,100人以上の開発者・CTO・創業者を対象に実施した「Currents 2026」調査によると、AIエージェントを導入した組織の67%が生産性向上を報告しています。一方で、エージェントを「事業戦略の中核」と位置づけている企業はわずか10%にとどまりました。
調査では、53%の企業が従業員の生産性・時間節約を実感し、44%がAIエージェントによって新たなビジネス機能を創出したと回答しています。9%の回答者は75%以上の生産性向上を達成したと報告する一方、14%はまだ効果を実感できておらず、19%は測定するには時期尚早と回答しています。
最も多い用途はコード生成・リファクタリングで54%を占め、開発者向けツールとしての活用が先行しています。46%の回答者がAIエージェントを何らかの形で展開していますが、本格的なビジネス活用への移行には課題が残っています。Hacker Newsでは「パイロットから本番への移行の難しさ」に共感する声が多数上がっています。
最大の障壁として49%が「推論コストの高さ」を挙げており、AIの予算の大半がトレーニングではなく推論に消費されていると44%が回答しています。X上でも「推論コストがスケーリングの最大障壁」という調査結果への注目が集まっています。ただし、60%の回答者は「アプリケーションとエージェント」がAI技術スタックにおいて最も長期的な価値を持つと考えており、2026年にはさらに38%の企業がエージェント導入を開始する見込みです。