← 2026-03-06
Industry & Business Community 2026-03-06 Source →

Ayar Labs、NVIDIA・AMD主導で5億ドルのシリーズE調達 - 評価額37.5億ドルに到達し光インターコネクト量産体制を加速

光インターコネクト技術を開発するAyar Labsが、Neuberger Berman主導のシリーズEラウンドで5億ドル(約750億円)の資金調達を完了しました。今回の調達により、同社の評価額は37.5億ドル(約5,600億円)に達しています。

Ayar Labsが開発するコパッケージドオプティクス(CPO)技術は、従来の銅配線に代わって光を使ってデータを伝送する革新的なソリューションです。AIインフラストラクチャでは、大規模なGPUクラスター間のデータ転送において銅配線がボトルネックとなっており、帯域幅の制限や消費電力の増大が課題となっていました。光インターコネクトはこれらの制約を解消し、より高い帯域幅を低消費電力で実現します。

今回の調達で注目すべきは、競合関係にあるNVIDIA VenturesとAMD Venturesの両社が既存投資家として参加している点です。このほか、ARK Invest、Insight Partners、MediaTek、カタール投資庁(QIA)、Sequoia Global Equitiesなどの新規投資家も加わりました。Hacker Newsでは「AIスケーリングにおける光インターコネクトの重要性が技術的に認知されている証拠」との議論が行われています。X上でも、半導体業界の両雄が同時に投資したことへの驚きの声が上がっています。

調達資金は、台湾・新竹オフィスを含むグローバル拠点の拡大、高ボリューム生産・テスト能力のスケールアップ、そしてエコシステムパートナーシップの強化に充てられる予定です。AIの規模拡大が続く中、データセンターインフラの「配線問題」を解決する同社の技術への期待が高まっています。

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