中国のAIスタートアップZhipu AIは2月13日、745億パラメータ(440億アクティブ)のMoE(Mixture of Experts)型大規模言語モデル「GLM-5」をMITライセンスで公開しました。HuaweiのAscendチップのみで訓練された初のフロンティアモデルであり、Chatbot Arenaで1449 Eloという高スコアを達成。Claude Opus 4.6の約1/7の価格で提供されています。
GLM-5の最も注目すべき成果は、幻覚率(ハルシネーション率)の劇的な改善です。前世代のGLM-4.7では90%だった幻覚率が、GLM-5では34%にまで低下しました。この改善は、Zhipuが開発した「Slime」と呼ばれる強化学習フレームワークによるものです。SWE-bench Verifiedでは77.8%を達成し、Claude Opus 4.5の80.9%に迫る性能を見せています。価格面では、入力/キャッシュ/出力が100万トークンあたり1.00ドル/0.20ドル/3.20ドルと、Claude Opus 4.6(5ドル/25ドル)の約7分の1です。
技術的に興味深いのは、GLM-5が完全にHuawei Ascend 910Bプロセッサ10万基のクラスターで、MindSporeフレームワークを使用して訓練されたことです。これは米国製半導体に依存しない初のフロンティアAIモデルとなります。チップはHuawei傘下のHiSiliconが設計し、中国最大のファウンドリSMICが7ナノメートルプロセスで製造しています。Hacker Newsでは「非常に効果的だが、状況認識力は低い」との評価があり、X上では中国製チップのみでの訓練成功に驚きと地政学的影響への関心が寄せられています。
Zhipu AIは2026年1月8日に香港でIPOを完了し、約43.5億香港ドル(約5.58億米ドル)を調達しました。米中AI競争が激化する中、Huaweiチップでフロンティアモデルを訓練できることを実証したGLM-5は、技術的にも地政学的にも重要な節目となるでしょう。
| - [GLM-5: The World's Strongest Open-Source LLM on Chinese Chips | Trending Topics](https://www.trendingtopics.eu/glm-5-the-worlds-strongest-open-source-llm-solely-trained-on-chinese-huawei-chips/) |
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| - [GLM-5 Complete Guide: China's 744B Open-Source Model | NxCode](https://www.nxcode.io/resources/news/glm-5-open-source-744b-model-complete-guide-2026) |
| - [GLM-5 vs Claude Opus 4.6 Comparison | Artificial Analysis](https://artificialanalysis.ai/models/comparisons/glm-5-vs-claude-opus-4-6) |