← 2026-03-07
Industry & Business Community 2026-03-07 Source →

OpenAI、史上最大の1100億ドル資金調達を完了——Amazon・Nvidia・SoftBankが出資し評価額7300億ドルに

OpenAIが史上最大のプライベートファイナンスとなる1100億ドル(約16.5兆円)の資金調達を完了しました。Amazon、Nvidia、SoftBankの3社が主要投資家として名を連ね、プレマネー評価額は7300億ドル、調達資金を含めたポストマネー評価額は8400億ドルに達しています。

投資の内訳はAmazonが500億ドル、Nvidiaが300億ドル、SoftBankが300億ドルとなっています。ただしAmazonの投資のうち350億ドルはOpenAIが特定のマイルストーンを達成することを条件としており、両社は複数年にわたる戦略的パートナーシップも発表しました。これによりOpenAIはAWSインフラの利用を深化させ、Amazonのカスタムチップを活用するとともに、AWSの企業顧客にOpenAIのエンタープライズAIツールを直接提供する体制を整えます。Nvidiaとの協業では、3GWの専用推論容量と2GWのVera Rubinシステムでの訓練が含まれています。

Hacker Newsでは「史上最大のプライベートファイナンス」として注目を集める一方、OpenAIの支出予想が当初の1.4兆ドルから6000億ドルに下方修正された点も議論されています。長年のパートナーであるMicrosoftは今回の資金調達には参加しておらず、ただしMicrosoftとのパートナーシップの条件には「いかなる変更もない」とOpenAIは説明しています。

この巨額調達により、OpenAIはAI開発競争においてさらに優位な立場を築くことになります。一方で、これほどの資金を投じてでもAI市場のリーダーシップを確保しようとする投資家の姿勢は、AI産業への期待の大きさと同時に、競争の激化を物語っています。

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