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OpenAIがGPT-2以来初のオープンウェイトLLM「gpt-oss」公開、Apache 2.0で120Bと20Bの2モデル

OpenAIは、同社初のオープンウェイト大規模言語モデル「gpt-oss-120b」と「gpt-oss-20b」をApache 2.0ライセンスで公開しました。GPT-2(2019年)以来約7年ぶりのオープンソースリリースであり、商用・学術・個人利用がすべて許可されています。Hugging Faceで無料ダウンロード可能で、Azure、vLLM、Ollama、LM Studioなど主要プラットフォームでも利用できます。

両モデルともMixture-of-Experts(MoE)アーキテクチャを採用し、効率的な推論を実現しています。gpt-oss-120bは総パラメータ1170億に対しトークンあたり51億をアクティブ化し、単一の80GB GPUで動作。コア推論ベンチマークでOpenAI o4-miniとほぼ同等の性能を達成しています。gpt-oss-20bは210億パラメータ、36億アクティブで、16GBメモリのエッジデバイスでも動作可能です。

AI研究者のNathan Lambertは「オープンエコシステムにとって驚異的な一歩」とRedditで評価しています。一方、Hacker Newsでは「合成データ主体で訓練されており、得意分野は優秀だが創作文章などは苦手。極端にスパイキーな性能特性」との批判も見られます。X上では商用利用可能なライセンスとエージェント能力に期待する声がある一方、セーフティ機構が過剰だという不満も出ています。

OpenAIがオープンソースに回帰した背景には、DeepSeekやLlamaなどオープンモデルの台頭があるとみられます。クローズドvsオープンの二項対立から、両方を提供する戦略へと同社の方針が変化していることを示す重要なリリースです。

関連リンク

- [Introducing gpt-oss OpenAI](https://openai.com/index/introducing-gpt-oss/)
- [gpt-oss-120b & gpt-oss-20b Model Card OpenAI](https://openai.com/index/gpt-oss-model-card/)
- [openai/gpt-oss GitHub](https://github.com/openai/gpt-oss)