MetaがNews Corpと3年間で最大1億5000万ドル(年間約5000万ドル)に上るAIコンテンツライセンス契約を締結しました。この契約により、MetaはウォールストリートジャーナルをはじめとするNews Corp傘下メディアのコンテンツを、AIチャットボットへの情報提供やモデル訓練に使用できるようになります。
News Corp CEOのロバート・トムソン氏は、自社を「インプット企業」と位置づけています。AI時代において、ニュースコンテンツを生み出す企業は、AIの原材料を提供する重要な存在として価値を認められつつあるという認識です。これは2024年にOpenAIと締結した5年間2億5000万ドルの契約に続く動きであり、出版社がAI企業との正式なライセンス契約を通じて収益化を図る流れが加速しています。
X上では「出版社がAI時代の『インプット企業』として価値を認められた形」という評価がある一方、Hacker Newsでは「無断スクレイピングから正式ライセンスへの移行は歓迎すべき動き」との声が上がっています。著作権をめぐるAI企業と出版社の対立が続く中、このような正式契約は業界全体のモデルケースとなる可能性があります。今後、他の大手AI企業も同様の契約を結ぶ動きが広がることが予想されます。