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Model Releases Community 2026-03-12 Source →

DeepSeek V4、リリース間近か - 1兆パラメータMoEモデルも正式発表は延期続く

中国のAI企業DeepSeekが開発中の次世代モデル「DeepSeek V4」のリリースが待たれる中、複数の予定日が過ぎても正式発表には至っていません。当初の2月リリース予定、旧正月後の公開予測、さらに3月初旬の週末リリース予測も、いずれも正式なローンチなく過ぎ去りました。

リーク情報によると、DeepSeek V4は1兆パラメータのMoE(Mixture of Experts)アーキテクチャを採用し、実際のアクティベーションは32Bパラメータに最適化されているとされます。また、100万トークンのコンテキストウィンドウをネイティブサポートし、テキスト・画像・動画を統合的に扱うマルチモーダル機能を備えるとも伝えられています。価格面では入力100万トークンあたり$0.14という破格の設定が噂されており、これはGPT-5の約20分の1に相当します。さらに、中国国産のHuawei Ascendチップへの最適化も特徴として挙げられており、両会(全国人民代表大会・全国政協会議)開催中という技術的自立を議論するタイミングと重なっています。

一方で、Anthropicからの蒸留攻撃告発という緊張感も高まっています。Anthropicは3月初旬、DeepSeekを含む複数の中国企業がClaudeモデルから大規模な知識蒸留を行ったと告発しました。この疑惑がV4リリースのタイミングに影響を与えているかは不明ですが、米中AI競争の文脈で注目を集めています。

Redditのr/LocalLLaMAでは「DeepSeek R1以来最も期待されているリリース」として、GitHubの更新を毎時チェックするユーザーの存在も報告されています。X上では3月9日にウェブサイトで「V4 Lite」らしきアップデートが確認されたとの投稿がありましたが、DeepSeek側からの公式確認はありません。コミュニティの期待値は非常に高く、HumanEvalで90%、SWE-bench Verifiedで80%以上という性能予測も流れていますが、これらは未検証の情報です。

正式なリリース日程は依然として不明ですが、AI業界の注目が集まる中、DeepSeek V4の登場がいつになるか、引き続き注視が必要です。

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