2026年2月のグローバルベンチャー投資額が1890億ドルに達し、単月としてスタートアップ投資史上最大の記録を更新しました。そのうちAI関連スタートアップへの投資は1710億ドルで、全体の90%を占めています。
この歴史的な数字を牽引したのは3社です。OpenAIは2月27日に1100億ドルを調達し、これは史上最大のプライベートベンチャーラウンドとなりました。プレマネー評価額は7300億ドル、ポストマネーでは8400億ドルに達し、Amazonは500億ドルを出資して独占的なサードパーティクラウドパートナーに指名されました。Anthropicは300億ドルを調達し、ポストマネー評価額3800億ドルに到達。Coatueとシンガポール政府系ファンドGICがリードし、MicrosoftとNVIDIAも参加しています。自動運転のWaymoも160億ドルを調達しました。
驚くべきことに、2月の投資総額の83%はこの3社に集中しています。Hacker Newsでは「資本集中が異常なレベル、バブル懸念も」との声が上がり、Redditでも「OpenAIとAnthropicへの集中がエコシステムの健全性に影響」との議論が交わされています。
AIインフラへの投資意欲は衰えを知らず、フロンティアモデル開発競争がさらに加速することが予想されます。一方で、一握りの企業への極端な資本集中が長期的にイノベーションの多様性にどう影響するか、懸念の声も強まっています。