上海を拠点とするMiniMaxは2026年2月12日、香港IPOからわずか1ヶ月後に「MiniMax M2.5」をリリースしました。ソフトウェア開発能力を測定するSWE-Bench Verifiedで80.2%を達成し、コーディング、エージェント的ツール使用、オフィスワークなど経済的価値の高いタスクで最先端の性能を示しています。
M2.5の最大の特徴は驚異的なコスト効率です。Hugging Faceの技術解説によると、M2.5-Lightningバージョンは100トークン/秒の安定したスループットを維持しながら、入力$0.3/100万トークン、出力$2.4/100万トークンという破格の価格設定を実現。これは「時給1ドルで連続稼働可能」というインパクトあるキャッチフレーズにつながっています。
技術的には、MiniMax M2.5は総パラメータ数2,300億のMixture-of-Experts(MoE)アーキテクチャを採用し、推論時には100億パラメータのみをアクティベート。この効率的な設計により、最先端のコーディング性能を大幅なコスト削減と両立させています。また、パラレルツールコーリングなどの改良により、エンドツーエンドの実行時間が平均31.3分から22.8分へと37%短縮されました。
ベンチマークスコアはSWE-Bench Verifiedの80.2%に加え、Multi-SWE-Benchで51.3%、BrowseCompで76.3%を記録しています。MiniMaxは標準版「MiniMax-M2.5」と高速版「M2.5-Lightning」の2バージョンを提供しています。
Hacker Newsでは「コスト効率が驚異的、中国AIの価格破壊が続く」との評価が多く、X上では「SWE-Benchスコアが印象的だが実際の使用感は要検証」との慎重な声も見られます。中国AI企業による低価格・高性能モデルの投入が相次ぐ中、グローバルなAI市場の価格競争がさらに激化しそうです。
| - [MiniMax M2.5: Built for Real-World Productivity | MiniMax](https://www.minimax.io/news/minimax-m25) |
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| - [MiniMax-M2.5: The $1/hour Frontier Model | Hugging Face](https://huggingface.co/blog/mlabonne/minimax-m25) |
| - [MiniMax M2.5 released: 80.2% in SWE-bench Verified | Hacker News](https://news.ycombinator.com/item?id=46991154) |