英国拠点のAIインフラ企業Nscaleが3月9日、20億ドルのシリーズC資金調達を発表しました。この調達は欧州企業によるシリーズCとして史上最大規模であり、企業評価額は146億ドルに達しています。
ラウンドはAker ASAと8090 Industriesがリードし、NVIDIA、Citadel、Dell、Jane Street、Lenovo、Nokia、Point72、Astra Capital Management、Linden Advisorsが参加しました。取締役会にはSheryl Sandberg氏、Susan Decker氏、Nick Clegg氏が新たに加わります。Nscaleはこの資金調達により、18ヶ月足らずで全ラウンド合計45億ドル以上のエクイティ調達を達成しました。
調達資金はAIインフラの展開拡大、エンジニアリング・オペレーションチームの増強、プラットフォーム強化に充てられます。欧州、北米、アジアにわたる垂直統合型AIインフラの展開が加速し、本番環境での大規模AIデプロイメントを可能にするとしています。
Hacker Newsでは「欧州AIインフラへの大型投資は珍しい」との声が上がり、X上では「NVIDIAのエコシステム拡大戦略の一環」との見方が示されています。AI開発競争が激化する中、計算リソースを提供するインフラ企業への投資は今後も増加が見込まれ、Nscaleはその最前線に立つ存在となりました。