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Model Releases Community 2026-03-17 Source →

DeepSeek V4、1兆パラメータ・ネイティブマルチモーダルモデルが4月リリースへ延期

中国のAIスタートアップDeepSeekが開発中の次世代モデル「DeepSeek V4」のリリースが遅延しています。当初3月上旬に予定されていたリリースは、中国メディアWhale Labの報道によると4月にずれ込む見通しです。

DeepSeek V4は1兆パラメータ規模のMixture-of-Experts(MoE)アーキテクチャを採用し、推論時には約320億のアクティブパラメータで動作すると報じられています。最大の特徴はネイティブマルチモーダル対応で、視覚認識や画像生成機能が事前学習段階から統合されている点です。これにより、画像に関する質問への回答、複雑な指示からの画像生成、テキストからの動画生成といったクロスモーダルな能力が期待されています。

注目すべきは、DeepSeekがV4をHuawei AscendやCambriconチップ向けに最適化している点です。これは、米国のNVIDIA GPU輸出規制にもかかわらず、中国製シリコンでフロンティアAIモデルの学習・推論が可能であることを示しています。

Redditのr/LocalLLaMAコミュニティでは308ポイントを獲得し、VRAM要件や量子化対応への関心が高まっています。Hacker Newsでは「シリコンバレーへのコードレッドレベルの脅威」との見方も出ており、中国発AIの急速な進化に対する警戒感が広がっています。ただし、ベンチマーク性能に関する具体的な数値は未検証であり、正式リリースまで実力は未知数です。

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