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Nvidia、エンタープライズ向けAIエージェント基盤「NemoClaw」をオープンソースで公開:20社以上が採用へ

Nvidiaは2026年3月16日、企業向けのAIエージェント開発・デプロイメントを支援するオープンソースプラットフォーム「NVIDIA Agent Toolkit」を発表しました。このツールキットにより、自律的なAIエージェントの安全かつ効率的な展開が可能になります。

ツールキットの中核となるのは「NVIDIA OpenShell」と呼ばれるオープンソースランタイムで、ポリシーベースのセキュリティ、ネットワーク、プライバシーのガードレールを強制することで、自律エージェント(Nvidiaは「claw(クロー)」と呼んでいます)をより安全にデプロイできます。OpenShellはCiscoやCrowdStrikeなどのセキュリティプロバイダーとも統合されています。

企業向けにはOpenClawの上に「NemoClaw」スタックをインストールすることで、プライバシーとセキュリティのインフラを追加できます。NemoClaw上に構築された「NVIDIA AI-Q Blueprint」は、LangChainと共同開発されたオープンエージェントアーキテクチャで、DeepResearch Benchリーダーボードでトップランキングを獲得しています。フロンティアモデルとNVIDIA Nemotronオープンモデルを組み合わせるハイブリッドアプローチにより、クエリコストを50%以上削減できるとされています。

Adobe、Atlassian、Salesforce、SAP、ServiceNow、Cisco、CrowdStrikeなど20社以上の大手ソフトウェア企業がすでにパートナーとして参加しており、各社がマーケティング自動化から半導体設計、製薬オペレーションまで、専門分野に特化したエージェントワークフローを開発中です。X上では「Nvidiaのソフトウェアエコシステム強化の一環。ハードウェアからソリューションへの転換加速」と評価されており、Hacker Newsでは「エージェントインフラの標準化に向けた動き。既存ツールとの統合性が鍵」との分析が見られます。

開発者はbuild.nvidia.comからツールキットにアクセスでき、ローカルシステム、RTXワークステーション、AWS、Google Cloud、Azureなどのクラウドプロバイダー上で実行可能です。

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