NVIDIAが中国市場で販売可能なGroqチップの準備を進めていることが、3月18日の報道で明らかになりました。同社は昨年、AIチップスタートアップGroqを170億ドルで買収しており、そのテクノロジーを活用して米国の輸出規制下でも中国AI市場へのアクセスを維持しようとしています。
CNBCなど複数メディアの報道によると、中国向けに準備されているGroqチップは「ダウングレード版」ではなく、他のシステムと連携できるよう適応された新バリアントとのことです。早ければ5月にも利用可能になる見込みで、AI推論(学習済みモデルがリアルタイムで応答生成やコード作成、タスク実行を行うプロセス)に特化した設計となっています。なお、GTC 2026で発表された次世代プロセッサ「Vera Rubin」は米国輸出規制の対象であり、中国への販売は禁止されています。
X(旧Twitter)上では「輸出規制の抜け穴を探るNVIDIAの戦略」として賛否両論の声が上がっています。Jensen Huang CEOはGTC 2026の場で、トランプ政権から輸出許可を取得し中国顧客からの注文を受けてH200チップの生産を再開したと明かしましたが、2月時点では中国向けに出荷できるH200は顧客あたり7万5000個のクォータに制限されているとも報告されています。NVIDIAにとって中国市場は依然として重要な収益源であり、Groqテクノロジーを活用した新たなアプローチで市場シェアの維持を図る構えです。
| - [Nvidia preparing Groq chips that can be sold in Chinese market | CNBC](https://www.cnbc.com/amp/2026/03/18/nvidia-preparing-groq-chips-that-can-be-sold-in-chinese-market-sources-say.html) |
|---|---|
| - [Nvidia Developing New AI Chips for China Using Groq Technology | Benzinga](https://www.benzinga.com/markets/tech/26/03/51316404/nvidia-developing-new-ai-chips-for-china-using-groq-technology-availability-could-come-as-early-as-may-report) |
| - [Nvidia Prepares for a Triumphant Return to China's AI Chip Market | The Motley Fool](https://www.fool.com/investing/2026/03/18/nvidia-prepares-for-a-triumphant-return-to-chinas/) |