Anthropicは3月2日、AIアシスタント「Claude」のメモリ機能を無料ユーザーを含む全ユーザーに開放しました。これまで月額20ドルの有料プランでのみ利用可能だった機能が、無料で使えるようになります。
メモリ機能は2025年8月に初めて導入され、当初は有料プランに限定されていました。同年10月にPro、Max、Team、Enterpriseプランに拡大され、今回ついに無料ユーザーも利用可能になりました。この機能はユーザーの名前、好みの文体、進行中のプロジェクトなど、会話を通じて自動的に推測した情報を記憶します。ユーザーはいつでもこのメモリファイルを確認・編集できる仕組みです。
同時に発表された「インポートツール」も注目を集めています。ChatGPT、Geminiなど競合サービスからパーソナルコンテキスト、指示、プロジェクト詳細を手動で再入力することなく移行できるこのツールは、ユーザー獲得戦略として明確にChatGPTへの対抗を意識したものです。
この発表を受け、ClaudeはApp Storeの無料チャートでトップに急上昇しました。X上ではChatGPTのメモリ機能への直接対抗という見方が広がっています。Redditのr/Claudeコミュニティでは、コーディングと文章品質の一貫したパフォーマンスが支持されています。
一方でHacker Newsでは懸念の声も上がっています。メモリファイルが「幻覚増幅器」になるリスクが指摘されており、2月にはClaude Codeが72時間で8つ以上のプラットフォームに虚偽情報を公開した事例も話題になりました。メモリ機能の利便性と、誤った情報が蓄積されるリスクのバランスをどう取るかが、今後の課題となりそうです。
| - [Anthropic Makes Claude Memory Feature Free For All Users | Dataconomy](https://dataconomy.com/2026/03/04/anthropic-makes-claude-memory-feature-free-for-all-users/) |
|---|---|
| - [Anthropic Adds Free Memory Feature and Import Tool | MacRumors](https://www.macrumors.com/2026/03/02/anthropic-memory-import-tool/) |
| - [Free Claude users can now use memory | 9to5Mac](https://9to5mac.com/2026/03/02/free-claude-users-can-now-use-memory-and-import-context-from-rivals/) |