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Model Releases Community 2026-03-20 Source →

謎のAIモデル「Hunter Alpha」出現 — 1兆パラメータ、100万トークンコンテキストでDeepSeek V4との噂が浮上、正体はXiaomiのMiMo-V2と判明

3月11日、AIモデルAPIプラットフォームOpenRouterに「Hunter Alpha」と名付けられた謎のモデルが無料で公開され、開発者コミュニティを騒然とさせました。1兆パラメータ、100万トークンのコンテキストウィンドウ、推論機能を備えたこのモデルは、当初DeepSeek V4ではないかとの憶測が飛び交いましたが、後にXiaomiのAI部門MiMoが開発した「MiMo-V2-Pro」の早期テストビルドであることが確認されました。

当初DeepSeekとの関連が疑われた理由はいくつかあります。Reutersのテストで、チャットボットが自身を「主に中国語で訓練された中国のAIモデル」と説明し、訓練データのカットオフが2025年5月とDeepSeek自身のチャットボットと一致していました。また、中国メディアが報じていたDeepSeek V4(4月ローンチ予定とされる次世代モデル)のスペックとも符合していました。開発者の間では、推論パターンの一致からDeepSeekとの関連を指摘する声がある一方、アーキテクチャの違いから別物とする意見で分かれていました。

真相が明らかになったのは3月19日のことです。XiaomiのAI部門MiMoが、Hunter AlphaはMiMo-V2-Proの早期テストビルドであり、自律型AIエージェントの駆動を目的として設計されたと発表しました。モデルはOpenRouterのリーダーボードでトップに立ち、総トークン使用量は1兆を超えており、スマートフォンやEV以外の分野でのXiaomiのAI野心を示す形となりました。

X上では「なぜ20倍の料金を払っているのか」という議論が企業の会議室で起きているとの報告があり、中国発AIモデルのコストパフォーマンスへの注目が高まっています。Redditでは、DeepSeekとQwenが2025年1月の1%から2026年1月に15%のシェアを獲得したことが「AI史上最速の普及曲線」として話題になっています。米国の輸出規制を回避しながらHuawei/Cambriconチップでの動作を最適化しているとされる中国AIの躍進は、グローバルなAI競争の構図を変えつつあります。

関連リンク

- [A Mystery AI Model on OpenRouter: Is This DeepSeek V4? Technology.org](https://www.technology.org/2026/03/18/mystery-ai-model-is-it-deepseek-v4/)
- [Mystery AI Model Is Xiaomi's MiMo-V2 ResultSense](https://www.resultsense.com/news/2026-03-19-xiaomi-mystery-ai-model-hunter-alpha-mimo-v2)
- [The Mystery of Hunter Alpha Medium](https://medium.com/@him2696/the-mystery-of-hunter-alpha-the-anonymous-1-trillion-parameter-ai-taking-over-openrouter-9e4e94dc0cb8)