← 2026-03-20
Open Source Community 2026-03-20 Source →

OpenAIがGPT-2以来7年ぶりの完全オープンウェイトLLM「gpt-oss」を公開:120Bモデルは80GB GPU1枚で動作

OpenAIが2019年のGPT-2以来、初となる完全オープンウェイトの大規模言語モデル「gpt-oss」を発表しました。120Bパラメータと20Bパラメータの2つのバージョンが用意され、Apache 2.0ライセンスのもとで誰でも自由に利用・改変・商用利用が可能です。

gpt-oss-120bはOpenAI o4-miniに匹敵する推論ベンチマーク性能を達成しながら、単一の80GB GPUで効率的に動作します。より小型のgpt-oss-20bもOpenAI o3-miniと同等の性能を持ち、わずか16GBのメモリを搭載したエッジデバイスでも実行可能です。IEEE Spectrumによると、両モデルは同規模のオープンモデルを推論タスクで上回り、強力なツール使用能力も備えています。

Hacker Newsでは「OpenAIのオープンソース回帰に驚きの声」が上がっており、戦略転換の背景には規制圧力があるとの分析も見られます。Snowflakeはすでにこれらのモデルをオンプレミス環境でホスティングし、特化型データセットでのファインチューニングに活用を開始しています。Redditでは「セキュリティ要件の厳しい業界でのエンタープライズ向けオンプレミスニーズへの対応として評価できる」との声が見られます。クローズドモデルで業界をリードしてきたOpenAIがオープンウェイトモデルを投入したことで、AI業界の競争軸が変化する可能性があります。

関連リンク