← 2026-03-21
Industry & Business Community 2026-03-21 Source →

Atlassianが1,600人(全従業員の10%)をレイオフ、AI投資を「自己資金」で賄うと説明

JiraやConfluenceで知られるAtlassianが、全従業員の10%にあたる約1,600人の解雇を発表しました。CEO Mike Cannon-Brookes氏は「AIとエンタープライズ営業へのさらなる投資を自己資金で賄うため」と説明しています。

影響を受ける従業員の地域別内訳は、北米が40%、オーストラリアが30%、インドが16%となっており、R&D部門だけで900人以上が削減対象となっています。このリストラにより2億2,500万〜2億3,600万ドルの費用が発生し、人員削減は6月末までにほぼ完了する見込みです。同社は2月に500万人の月間ユーザーを持つAI機能「Rovo」をアピールしていましたが、それからわずか数週間後の発表となりました。

X上では「5ヶ月前にエンジニア増員を約束したCEOが1,600人を解雇」と批判の声が上がっています。Redditでは「AIウォッシング」との指摘もあり、PwCの調査でAIがコスト・収益両面で効果を出した企業は8社に1社にとどまるとのデータが引用されています。Hacker Newsでは「MIT研究で企業の生成AI施策の95%が有意なリターンを出せていない」という研究結果への言及も活発です。この発表は、Block CEOのJack Dorsey氏が4,000人以上(従業員の約半数)を解雇してからわずか数週間後のことで、2026年のテック業界レイオフは3月初旬時点で世界で4万5,000人を超えています。

AIへの投資と人員削減の関係性が本当に合理的なのか、今後の業績で証明が求められることになりそうです。

関連リンク