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OpenAIが7年ぶりに完全オープンウェイトLLM「gpt-oss」を公開、120Bモデルがo4-mini相当の性能

OpenAIが2019年のGPT-2以来となる完全オープンウェイトの大規模言語モデル「gpt-oss」シリーズをリリースしました。gpt-oss-120bとgpt-oss-20bの2モデルが公開され、いずれもApache 2.0ライセンスの下で無料で利用・改変が可能です。

gpt-oss-120bはMixture of Experts(MoE)アーキテクチャを採用しており、単一の80GB GPUで効率的に動作しながら、OpenAI o4-miniとほぼ同等のコア推論ベンチマーク性能を達成しています。競技コーディング、一般的な問題解決、ツール呼び出しでo4-miniに匹敵し、医療関連クエリや競技数学ではo4-miniを上回る性能を示しています。小型のgpt-oss-20bは16GBメモリのエッジデバイスでも動作可能で、o3-miniと同等の結果を出しています。

Redditのr/MachineLearningコミュニティでは「OpenAIがついにオープン回帰」と話題になっています。一方、Hacker Newsでは興味深い比較結果が注目を集めています。Alibabaの9BパラメータモデルQwen 3.5-9Bがgpt-oss-120Bを一部のベンチマークで上回っており、小型モデルの効率性の進歩を示しています。

モデルの重みはHugging Faceからダウンロード可能で、自社インフラでの実行やファインチューニングが自由にできます。OpenAIは長らくクローズドソース路線を歩んできましたが、gpt-ossのリリースはオープンソースAIコミュニティへの大きな貢献となります。エージェントアプリケーション向けに設計されているため、ツール統合や自律タスク実行のユースケースで特に威力を発揮すると期待されています。

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