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Anthropic、Claude Opus 4.6を静かにリリース — 100万トークン対応とメモリ機能を無料ユーザーにも開放

Anthropicが2026年2月5日にClaude Opus 4.6をリリースし、3月13日には100万トークンのコンテキストウィンドウを一般提供開始しました。これは約75万語、小説にして10冊分に相当する情報を1回のプロンプトで処理できる規模です。

注目すべきは価格戦略の変更です。当初、20万トークンを超えるプロンプトには入力100万トークンあたり10ドル、出力は37.50ドルのプレミアム料金が適用されていましたが、現在は標準価格(入力5ドル、出力25ドル)がすべてのコンテキストサイズに適用されます。MRCR v2ベンチマークでは100万トークン時に78.3%を達成し、フロンティアモデル中最高の再現率を記録しました。

コーディング性能も商用モデル最高水準で、SWE-Bench Verifiedでは80.8%を達成。これはGPT-5.4の約80%をわずかに上回り、Gemini 3.1 Pro(80.6%)やMiniMax M2.5(80.2%)を含む激戦区でトップクラスに位置しています。X上では開発者Wes Bos氏が各モデルでTwitterクローンを作成するテストを実施し、「Composer 2が5分で6ドル、Opusは19分で10ドル、GPT5.4は22分で14ドル」と報告しています。

さらにAnthropicは「前例のない需要」に応え、会話をまたいでユーザーの名前や文体、プロジェクト状況を記憶するメモリ機能を無料ユーザーにも開放しました。「Anthropicの原則的な姿勢が決め手でClaudeに乗り換えた」との声も上がっており、iOS App Storeでは無料アプリ1位を獲得したとの情報もあります。

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