← 2026-03-24
Industry & Business Community 2026-03-24 Source →

Apple、Google Gemini搭載の新Siriを3月末リリースへ — 画面認識・アプリ連携を大幅強化、Private Cloud Computeでプライバシー確保

Appleが、GoogleのGeminiモデルを採用した新しいSiriをiOS 26.4または26.5で提供開始する見込みです。9to5Macの報道によると、最新のiOS 26.4リリース候補版が3月18日に公開され、3月30日にはGemini機能を含むiOS 26.5のデベロッパーベータが配信される予定とのことです。

新Siriは画面認識機能やアプリ横断連携など、大幅な機能強化が施されます。X上では「Safariでレストランを見ているだけで予約、メールのフライト確認をカレンダーに自動追加」といった便利なユースケースが紹介されており、日常的なタスクの自動化に期待が集まっています。

注目すべきはプライバシーへの配慮です。Appleは「Apple Intelligence」の処理を引き続きデバイス上とPrivate Cloud Computeで実行し、業界最高水準のプライバシー基準を維持すると発表しています。Gemini搭載モデルは社内で「Apple Foundation Models v10」と呼ばれ、1.2兆パラメータの大規模言語モデルが採用されているとされます。Reddit上ではプライバシー重視のAppleがGoogleと提携したことへの賛否両論が見られますが、Private Cloud Computeによるデータ保護が担保されている点で一定の理解を示す声も多いようです。

Appleにとって、長年「使いにくい」と評されてきたSiriの大幅刷新は悲願でした。Geminiの自然言語理解力とAppleのエコシステム統合が融合することで、音声アシスタント市場での競争力回復が期待されます。

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