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Model Releases Community 2026-03-25 Source →

OpenAI GPT-5.4発表、100万トークンのコンテキストウィンドウとPC直接操作機能を搭載し発売1週間で1日5兆トークン処理を達成

OpenAIは3月5日、推論・コーディング・自律エージェント機能を統合した最新モデル「GPT-5.4 Thinking/Pro」をリリースしました。最大100万トークンのコンテキストウィンドウを備え、発売からわずか1週間で1日あたり5兆トークンの処理量を記録し、年間10億ドル規模の新規収益を達成したとしています。

100万トークンという数字は、日本語で約75万〜100万文字に相当し、新書10冊以上の分量を一度のプロンプトで処理できることを意味します。この容量はCodex設定時に利用可能となる実験的機能で、Hacker Newsでは「272Kトークンを超えると料金が倍増する」との指摘も上がっています。また、GPT-5.4の大きな特徴として、スクリーンショットの読み取りとマウス・キーボードの自動制御によるネイティブPC操作機能が搭載されました。ウェブ検索、アプリ起動、ファイル管理といった作業を、従来のAPIやCLI経由ではなくGUI上で直接実行できるようになり、トークン効率は47%向上、処理速度は83%改善したと報告されています。

Xでは「GPT-5シリーズの月次アップデートが継続しており、5.4は史上最速でAPIに浸透した」との声が上がる一方、Redditのr/ChatGPTでは旧モデルの削除に対する批判が多発し、3,000人を超えるユーザーが署名で旧モデルの復活を求めている状況です。API料金は入力100万トークンあたり2.50ドル、出力100万トークンあたり15.00ドルに設定されており、大容量リクエスト時の追加料金体系と合わせて、企業ユーザーのコスト計算に影響を与えそうです。

「作業AI」の時代が本格的に到来したと言えるGPT-5.4ですが、旧モデル廃止への反発や料金体系の複雑さなど、ユーザー側の課題も浮き彫りになっています。

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