AI搭載コーディングプラットフォーム「Replit」が、シリーズD資金調達で評価額90億ドル(約1.35兆円)に到達しました。わずか6ヶ月前の評価額30億ドルから3倍に急成長しており、AIコーディングツール市場の爆発的な拡大を象徴しています。
今回の調達額は4億ドルで、Georgian Partnersがリードし、Databricks Ventures、Okta Ventures、Y Combinator、さらには元NBAスターのシャキール・オニール氏も参加しました。資金はAI「エージェント」機能の拡張、他サービスとの連携強化、エンタープライズ向け機能の充実に充てられる予定です。X(旧Twitter)では「AIコーディング市場の過熱ぶりを象徴する評価額上昇」との声が上がっています。
Replitの強みは、自然言語プロンプトでソフトウェアを構築できる「Vibe Coding」アプローチにあります。コードの生成だけでなく、それを実行するためのクラウドインフラも一体で提供することで、非技術者でもアプリケーション開発が可能になります。同社は2026年末までに年間売上10億ドルの達成を目指しています。
創業者兼CEOのAmjad Masad氏は、Forbes推計で20億ドルの純資産を持つビリオネアの仲間入りを果たしました。Hacker Newsでは「Cursor、GitHub Copilotとの競争が激化中」と指摘されており、AIコーディングツール市場は今後さらなる激戦が予想されます。Lovable(評価額66億ドル)なども台頭しており、「Vibe Coding」という新しいパラダイムが技術者・非技術者を問わずソフトウェア開発の民主化を加速させています。