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OpenAIがGPT-2以来初のオープンウェイトLLM「GPT-oss」を公開、Apache 2.0ライセンスで120Bと20Bの2モデル

OpenAIが2019年のGPT-2以来となる完全オープンウェイトの大規模言語モデル「GPT-oss」を2025年8月5日に公開しました。「Open」の名を冠しながらクローズドモデルへと舵を切っていた同社が、オープンソースコミュニティへの回帰を示す象徴的な発表です。

今回公開されたのは1200億パラメータの「gpt-oss-120b」と200億パラメータの「gpt-oss-20b」の2モデルで、いずれもApache 2.0ライセンスの下で提供されます。OpenAIによると、gpt-oss-120bはo4-miniと同等の推論性能を持ちながら、単一の80GB GPUで効率的に動作します。一方のgpt-oss-20bはo3-miniに匹敵するベンチマーク結果を示し、わずか16GBのメモリでエッジデバイスでの推論が可能です。

技術的にはMixture-of-Experts(MoE)アーキテクチャを採用したTransformerベースのモデルで、o3などフロンティアモデルの知見を活かした強化学習によって訓練されています。2025年10月にはセーフティ分類タスク向けの「gpt-oss-safeguard」もリリースされました。

Hacker Newsでは「OpenAIがオープンソースに回帰」と驚きと歓迎の声が上がり、Redditではセキュアなオンプレミス展開のユースケースに期待が集まっています。実際にSnowflake、Orange、AI Swedenなどの企業がファインチューニングとオンプレミス展開で採用を表明しており、エンタープライズ向けの需要の高さが伺えます。

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