2026年3月の1週間で、AIロボティクス分野に12億ドル(約1,800億円)を超える投資が集中し、「2026年はエンボディドAIの年」という予測を裏付ける動きとなっています。
最大の調達はRivianからスピンアウトしたMind Roboticsで、AccelとAndreessen Horowitzの共同リードによるシリーズAで5億ドルを獲得しました。2025年末のEclipse主導の1.15億ドルシードラウンドと合わせ、設立からわずか数ヶ月で総額6.15億ドルを調達し、評価額は約20億ドルに達しています。同社は産業・製造現場向けのAI搭載ロボティクスプラットフォームを開発しており、大規模な自動化を目指しています。
続いてRhoda AIが4.5億ドルを調達し、評価額17億ドルのユニコーンとなりました。Premji Invest主導の本ラウンドで、同社は数百万件の公開インターネット動画から学習する新しいAIモデルを開発し、産業用ロボットが未知の状況でも多様なタスクを実行できる技術の構築を進めています。
さらに家庭向けロボットのSundayが1.65億ドル、自動運転技術のOxaが1.03億ドルを調達。Hacker Newsでは「AIエージェントから物理AIへの投資シフト」との業界分析が見られ、X上では「デジタルAIの次は、AIが物理世界で動く時代が来る」との期待が広がっています。Fortune誌の試算によると、2035年までにAIロボットのコストは1台約13,000ドルまで低下する可能性があり、導入の加速が見込まれています。