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Industry & Business Community 2026-03-27 Source →

OpenAIがSora終了を発表、Disney10億ドル投資も破談でAGI・ロボティクスに舵切り

OpenAIは、2025年9月にリリースした動画生成AIアプリ「Sora」のシャットダウンを発表しました。わずか6ヶ月での終了となります。これに伴い、Disneyが計画していた10億ドル規模のOpenAIへの出資も破談となりました。OpenAIによると、資金のやり取りが行われる前に提携は解消されたとのことです。

Soraの終了により、ChatGPTでのテキストからの動画生成機能も廃止されます。Disneyとの3年間のライセンス契約では、Disney、Marvel、Pixar、Star Warsから200以上のキャラクターを使った動画生成が可能になる予定でした。しかし、推論コストが1日あたり推定1500万ドルに上る一方、アプリ内収益は累計でわずか210万ドルにとどまり、このギャップを埋めることは不可能だったとされています。

AGIとロボティクスへの戦略転換

公開アプリと専門家向けツールの両方が廃止される背景には、ロボティクスと自律システムへの社内リソース再配分があります。OpenAIは、Soraの物理理解能力がエンターテインメントよりもロボティクス分野でより価値を発揮すると判断しました。X上では、ディープフェイク対策として終了を歓迎する声がある一方、急な終了に戸惑うユーザーの声も見られます。Redditでは「消費者向けからビジネス向けへの戦略的ピボット」との分析が共有されており、Hacker Newsでは推論コストの持続不可能性とAGI研究への注力について議論が続いています。

シャットダウンの具体的なタイムライン、APIアクセスの終了時期、ユーザーの作品を保存するための取り組みについては、後日詳細が発表される予定です。動画生成AI市場でOpenAIが撤退することで、Runway、Pika、Google Veoなど競合サービスの動向にも注目が集まります。

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