← 2026-03-29
Open Source Community 2026-03-29 Source →

DeepSeek-V3.2 SpecialeがGPT-5の25〜30分の1のコストで同等性能、MIT Licenseで公開

中国のAI企業DeepSeekが公開したDeepSeek-V3.2 Specialeが、GPT-5と同等の性能を25〜30分の1のコストで実現し、オープンソースAIの可能性を大きく押し広げています。MITライセンスで完全なモデルウェイトがHugging Faceで公開されており、商用利用も含めて自由に活用できます。

DeepSeek-V3.2 Specialeは数学的推論において驚異的な性能を発揮しています。2025年のAmerican Invitational Mathematics Examination(AIME)では96.0%のスコアを記録し、GPT-5 Highの94.6%を上回りました。さらにIMO(国際数学オリンピック)、IOI(国際情報オリンピック)、ICPC(国際大学対抗プログラミングコンテスト)の世界大会レベルの問題でも金メダル級のスコアを達成しています。

コスト面での優位性も圧倒的です。DeepSeek V3.2 Specialeの料金は入力1,000トークンあたり$0.0004、出力1,000トークンあたり$0.0012です。典型的なワークロード(入力10万トークン、出力10万トークン)で比較すると、DeepSeekでは約$0.07、GPT-5では約$1.13と、約16倍もの価格差があります。Redditのr/LocalLLaMAでは「オープンソースの大勝利」との声が相次ぎ、クローズドモデルとの性能差が消滅したとの評価が広がっています。Hacker Newsではコスト効率に注目が集まり、企業導入の障壁が大幅に低下したとの分析がなされています。

MITライセンスでの公開により、企業はデータ主権の要件を満たすためのローカルデプロイメントや、専門分野向けのカスタムファインチューニングが可能になります。オープンソースAIが商用モデルと真っ向から競争できる時代が到来したと言えるでしょう。

関連リンク

- [DeepSeek-V3.2 Matches GPT-5 at 10x Lower Cost Introl Blog](https://introl.com/blog/deepseek-v3-2-open-source-ai-cost-advantage)