OpenAIの次世代フラッグシップモデルのコードネーム「Spud」が2026年3月24日にプレトレーニングを完了し、Q2 2026中の公開に向けた最終フェーズに入っています。Sam Altman CEOはX上でリリースまであとわずかであることを示唆しており、マルチモーダル機能の大幅強化と文脈理解能力の改善が主な特徴として挙げられています。正式名称がGPT-5.5になるのかGPT-6になるのかは現時点でも未定です。
プレトレーニングの完了はモデル開発における重要なマイルストーンですが、リリースまでにはRLHF(人間のフィードバックを用いた強化学習)や安全性評価など複数の工程が残っています。OpenAIはGPT-5リリース後も精力的にモデル改良を続けており、Spudは同社が「GPT-4以来最大の飛躍」と内部で位置づけているとされています。
Polymarketではリリース時期と正式名称を巡る予測市場が盛況で、コミュニティはGPT-5.5の名称を予測する傾向にあります。Hacker Newsの議論で特に注目されたのは、Q2 2026という時期設定です。同四半期にはDeepSeekのV4、中国Zhipu AIのGlM-5、xAIのGrok 5、そしてGoogleのGemini Ultra 2.5なども競合リリースが噂されており、「AI史上最も競争の激しい四半期」になるとの見方が広がっています。
モデル名をGPT-6にするかGPT-5.5にするかはマーケティング上の判断になりますが、5系と6系では市場の受け取り方が大きく変わります。前回のGPT-5リリース時の反響を踏まえ、OpenAIが慎重に名称を検討しているとみられます。いずれにせよ、2026年第2四半期は複数の「世代交代モデル」が同時期に出揃う可能性があり、ユーザーにとっては選択肢が一気に広がる時期になりそうです。