2026年4月14日にリリースされた v2.1.108 は、地味だけど日常的な使い勝手をじわじわ改善してくれるアップデートだ。特に「中断したセッションに戻ったとき」と「コストとパフォーマンスの調整」まわりに手が入っている。
セッションを再開するとき、「あれ、どこまでやってたっけ」と履歴をスクロールしながら文脈を掘り起こす手間、地味にしんどいよね。/recap コマンドはそれをやってくれる。離席中に何が起きたか、どんな変更をしたかをサマリーしてくれるので、戻ってきたときにすぐ本題に入れる。
設定は /config から有効・無効を切り替えられる。テレメトリをオフにしている環境では CLAUDE_CODE_ENABLE_AWAY_SUMMARY 環境変数で強制有効にできる。
これまでのプロンプトキャッシュは5分 TTL だったが、ENABLE_PROMPT_CACHING_1H 環境変数を設定すると1時間 TTL に切り替わる。API キー・Bedrock・Vertex・Foundry のすべてで効く。
長い作業セッションでキャッシュヒット率を上げたい人には効果的だと思われる。なお、プロンプトキャッシュが無効になっている場合は起動時に警告が出るようになったので、「なんか遅い・高い」と感じたらまずそこを確認してみるといい。
会話の途中でモデルを変更すると、次のレスポンスで全履歴がキャッシュなしで再読み込みされる。v2.1.108 からはそのタイミングで警告が表示されるようになった。「コスト跳ね上がった…なぜ?」みたいな事故が減りそうだ。
/resume でセッションを選ぶとき、デフォルトが「現在のディレクトリのセッション」になった。複数プロジェクトを並行している人には地味にありがたい変更。全プロジェクトを見たい場合は Ctrl+A で展開できる。
status.claude.com へのリンクが出る/undoo → /undo みたいな感じ)/undo と入力すれば /rewind と同じ動作をする。直感的に使えるようになった。
ファイル読み書き時の言語グラマーをオンデマンド読み込みにしたことで、メモリフットプリントが下がった。大きなコードベースで作業するとき、以前より軽くなっているはずだ。
地道な改善がいくつも重なったアップデートだけど、特に /recap と1時間キャッシュは長期セッションで効いてくると思う。claude update で最新版に上げておこう。