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Model Releases Community 2026-04-22 Source →

MetaがプロプライエタリAI「Muse Spark」を発表 — Llamaオープンソース路線から大転換、株価は当日6.5%急騰

Metaは4月8日、最高AI責任者のAlexandr Wang氏率いるMeta Superintelligence Labsが開発した初のプロプライエタリモデル「Muse Spark」を発表しました。同社がこれまで推進してきたLlamaオープンソース戦略からの大きな転換点となり、発表当日のMeta株は6.5%急騰しました。ただし、Intelligence Indexスコアは52点とGemini 3.1 ProやGPT-5.4(57点)に劣後しており、クローズドモデルとしての実力が問われています。

Llamaコミュニティから「見捨てられた」という声

Redditのr/LocalLLaMAコミュニティでは「Metaに見捨てられた」という失望感が広がりました。LlamaのオープンウェイトモデルはオープンソースAIエコシステムの中核として機能しており、多くの開発者がLlamaをベースにビジネスを構築してきました。Metaがプロプライエタリ路線に舵を切ることで、これらの開発者は今後のモデル更新が自由に活用できなくなる可能性があります。「オープンソースの旗手が商業主義に転じた」という批判はPython・Redisなど過去の事例と重ね合わせて語られており、コミュニティの反応は鋭いものがありました。

一方で投資家からの反応は対照的でした。X(旧Twitter)では「Metaはついに自社AIで収益化する道を見つけた」という声が飛び交い、Meta株6.5%急騰という市場の評価がその期待を裏付けています。これまでMetaのAI投資はLlamaの無償公開という形で競合にメリットをもたらす面もあり、直接的な収益貢献が見えにくかったのは事実です。Muse Sparkがプロプライエタリモデルとして商業展開されれば、AI事業の収益化が本格化するというシナリオを市場は好感しました。

性能面での課題が残る

Hacker Newsでは「Intelligence Indexで52点と、Gemini 3.1 ProやGPT-5.4の57点に劣後」という点が指摘され、プロプライエタリ化の割に性能が追いついていないという評価が見られました。クローズドモデルとして課金するためには、少なくとも同等以上の性能が求められます。Muse Sparkが今後の更新でこのギャップを埋められるかが、Metaの新戦略の成否を左右しそうです。

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