2026-04-23 にリリースされた v2.1.118 はかなり盛りだくさんな内容だ。バグ修正が多いが、新機能もいくつか実用的なものが入っている。
v でビジュアルモード、V でビジュアルラインモードが使えるようになった。選択、オペレーター操作、選択範囲のフィードバック表示に対応している。Vim キーバインドを使っていた人には待望のアップデートだろう。
/usage に統合された /cost と /stats今まで /cost と /stats の2コマンドに分散していた使用状況の確認が、/usage に統合された。とはいえ /cost や /stats を打つとそのまま /usage の該当タブが開く仕様なので、既存のワークフローは壊れない。
/theme でカスタムテーマを作成・切り替え/theme コマンドでカスタムテーマの作成とセッション間の切り替えができるようになった。~/.claude/themes/ 以下に JSON ファイルを手編集してもいいし、プラグインが themes/ ディレクトリ経由でテーマを同梱することもできる。ターミナルの見た目にこだわる人に嬉しい機能だ。
フック定義に type: "mcp_tool" を指定することで、フックから MCP ツールを直接呼び出せるようになった。たとえば「特定のツール使用後に自動で外部サービスに通知する」といった自動化がフックだけで完結するようになる。
DISABLE_UPDATES 環境変数DISABLE_UPDATES=1 を設定すると、手動の claude update コマンドも含めてすべての更新パスを完全にブロックできる。既存の DISABLE_AUTOUPDATER より厳格な制御が必要な場面(CI/CD や管理された環境など)で使える。
wslInheritsWindowsSettings ポリシーキーを設定すると、WSL 上の Claude Code が Windows 側の管理設定を引き継げるようになった。企業環境での集中管理がしやすくなる。
"$defaults" が追加autoMode.allow や autoMode.soft_deny などに "$defaults" を含めることで、組み込みのルールリストを置き換えるのではなく、カスタムルールを追加する形で使えるようになった。デフォルトの挙動を維持しつつ少しだけカスタマイズしたい場合に便利。
MCP 周りの修正がかなり多い。OAuth まわりの問題(トークン有効期限切れ、スコープ不足の際の再認証、クロスプロセスロックの競合など)がまとめて直っている。MCP を使った自動化ワークフローが不安定だった人は恩恵を受けられるはずだ。
その他の注目修正:
Alt+K / Alt+X などのキーバインドでキーボード入力がフリーズするバグが直った~/.claude/settings.json の model 設定が上書きされるバグが直った/fork が親会話全体をディスクに書き出していたのを、ポインターのみ保存+読み込み時に展開する方式に変更(ディスク節約)CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN 環境変数があるセッションで /login が効かなかった問題を修正Vim ユーザーへのビジュアルモード対応、MCP フック統合、カスタムテーマ対応と、地味に嬉しい機能が揃っている。特に MCP フックの直呼び機能はワークフロー自動化の幅を広げてくれる。