OpenAIは新しい大規模言語モデル「GPT-5.5」を発表し、ChatGPTおよびCodexにおいてPlus・Pro・Business・Enterpriseの各プランのユーザー向けに展開を開始しました。前世代のGPT-5と比較して、コーディング支援、コンピュータ操作(Computer Use)、そして長期的な調査・分析(Deep Research)の3つの領域で能力が向上しています。
OpenAIによると、GPT-5.5はコードの生成や修正において従来モデルより高い精度を発揮するとされており、特にエージェント型タスクとの親和性が強化されています。コンピュータ操作機能では、ブラウザやデスクトップアプリを自律的に操作してタスクを完遂する能力が向上。また「Deep Research」モードでは、複数のソースを横断して情報収集・統合を行う性能が改善され、調査業務での活用がさらに現実的になっています。展開はまず有料プランからスタートし、無料ユーザーへの提供時期は未定とされています。
Redditのr/MachineLearningでは、GPT-5.5のコーディング能力改善について実際の使用感を求める声が多数上がっています。「ベンチマーク上の数字だけでなく、日常のコーディングでどれだけ差を感じられるか」を重視するユーザーが多く、リリース直後から実機レビューの投稿が相次いでいます。
GPT-5.5の登場は、同時期にDeepSeek V4やGLM-5.1といった中国発のモデルが登場するなかで、OpenAIが技術的優位を維持しようとする姿勢を示したものといえます。今後、エージェント機能を中心とした競合各社との差別化がどこまで続くか、次世代モデルGPT-6の動向とともに注目が集まっています。