v2.1.123 以降(4月29日〜5月1日)の主要バグ修正をまとめる。特にターミナル描画に関連する問題とキャッシュ効率の回帰が解消された。
iTerm2 と tmux を組み合わせた環境で、ターミナル通知送信時に画面にランダムな文字が表示されたり、入力欄がずれていくいわゆる「表示テアリング」が発生していた。
DEC 2026 サポートのあるターミナル(iTerm2、Ghostty など)でフルスクリーンモード中にスクロールアップしてから何かを入力すると、同じメッセージが2か所に表示されてしまう問題も合わせて修正されている。
claude update
claude --version # 最新版であることを確認
iTerm2 + tmux を使っていて表示が乱れると感じていたユーザーはアップデートで改善されるはずだ。
--resume 使用時のプロンプトキャッシュミス回帰--resume でセッションを再開したとき、deferred ツール・MCPサーバー・カスタムエージェントを持つユーザーで最初のリクエストがプロンプトキャッシュにヒットしなくなる回帰が発生していた。
キャッシュミスは API コストに直接影響するため(キャッシュヒット時に比べてトークン処理コストが増加)、頻繁に --resume を使うユーザーにとっては地味に痛い問題だった。
この回帰が修正され、--resume 後の最初のリクエストでも適切にキャッシュがヒットするようになった。
PostToolUse フックでファイルを自動フォーマット(Prettier、gofmt など)する設定にしている場合、連続した Edit/Write ツール呼び出しで「File content has changed」エラーが出て失敗することがあった。
フックがファイルを書き換えた直後に次の Edit/Write が実行されると、Claude が保持していたファイルハッシュとディスク上の内容が一致しなくなり、競合として扱われていた。
フォーマットフックによる変更後も連続編集が正常に動作するよう修正された。フォーマット自動適用の設定を使っているチームでは特に恩恵がある。
@ ファイル補完とLSP診断の改善@ でのファイルパス補完が、ファイル変更後に再スキャンしない問題を修正/resume のタブ補完が意図せずセッションを自動再開してしまう問題を修正/context グリッドのレンダリング問題を修正/clear がセッションの /rename 名をリセットしてしまう問題を修正claude update
いずれも特定の環境や設定で顕在化するバグだが、影響を受けている場合はかなり再現性が高い問題だったので、早めにアップデートしておくことを推奨する。