5月5日、Anthropic が Claude Opus 4.7 を発表した。Claude Code ユーザーにとって直接関係する変更が多いので、開発者目線で解説する。
Opus 4.7 の最大の目玉は コーディングタスクでの 13% 向上(Opus 4.6 比)。しかもこれは単なる既存タスクの改善ではなく、「どちらのモデルも解けなかった問題を新たに解けるようになった」件数を含む。
長時間・複雑なタスクへの「一貫性と厳密さ」が強化されており、大規模なリファクタリングや複数ファイルにまたがる実装で効果が出やすいと思われる。
/ultrareview スラッシュコマンドの追加コードレビュー専用のセッションを起動する /ultrareview コマンドが追加された。バグの検出・設計上の問題の指摘に特化しており、通常のコード生成とは別モードで動く。CI パイプラインに組み込む想定で設計されており、マージ前の最終チェックとして活用できる。
xhigh にOpus 4.7 では claude code のデフォルト努力レベル(/effort)が xhigh に引き上げられた。複雑な問題での推論精度が上がる一方、レスポンスが若干遅くなるケースがある。軽い作業では /effort medium などで調整するとよい。
Max プランのユーザー向けに、auto モード中の許可中断を減らす拡張権限が有効になった。長いエージェントタスクでの「途中で確認を求めてくる」頻度が減り、より自律的な動作が期待できる。
ビジョン機能が強化され、最大 2,576 ピクセルの高解像度画像に対応。UI デバッグやスクリーンショットを使ったフィードバックループを組む場合に、より細かい部分まで正確に認識できるようになる。
Opus 4.7 は指示をより 文字通りに解釈 する。これは精度向上の裏返しで、「暗黙の了解で以前と同じ動きを期待する」プロンプトが意図せず変な動作をする可能性がある。既存のシステムプロンプトやワークフローがあれば、一度動作確認してみることを推奨する。
Opus 4.7 は Claude Code ヘビーユーザーにとって実感できるアップグレード。特に長時間タスクと /ultrareview の組み合わせは試す価値がある。ただしプロンプトの挙動変化には注意が必要だ。