OpenClaw 2026.5.7: セキュリティ強化・Cron CLI 改善・Discord 音声品質向上
OpenClaw 2026.5.7: セキュリティ強化・Cron CLI 改善・Discord 音声品質向上
2026年5月7日リリース(最新安定版)。セキュリティ修正、Cron ツールの使い勝手向上、Discord 音声品質の改善などが含まれる。
セキュリティ修正(重要)
いくつか地味だが重要なセキュリティ修正が入っている:
- ネイティブコマンドのオーナー強制: ネイティブコマンドハンドラーでオーナー権限チェックが正しく機能するように
- Active Memory の管理者スコープ: グローバルなメモリトグルに admin スコープが必須になった
- インラインスキルのツールディスパッチ:
before-tool-call 認可フックを通じたツール実行に変更
- Tavily 認証情報: ランタイムコンフィグスナップショットから正しく解決されるように(未解決 SecretRef がツールに渡されなくなった)
アクセス制御周りの修正が多い。マルチユーザー環境では特に意識しておきたい。
Cron CLI の改善
cron list --json と cron show --json に status フィールドが追加。disabled/running/ok/error/skipped/idle の状態が外部ツールから読めるようになった
cron list の JSON 出力を使って自動化スクリプトやモニタリングを組んでいる人には便利な追加
Discord 音声品質の向上
- デフォルトの発話後サイレンス猶予を 2.5秒 に延長(音声が途切れ途切れになる問題の対策)
voice.captureSilenceGraceMs で noisy な Discord セッション向けにチューニング可能に
- 音声キャプチャ中のライブ STT フラグメントをスポークンアウトプットプロンプトに反映
チャンネル管理コマンドの整理
openclaw channels list の動作が変わった:
- デフォルトは チャンネルのみ 表示(バンドル・カタログチャンネルは
--all で)
- インストール済み/設定済み/有効化状態を表示
- モデル認証・使用量の詳細は
openclaw models auth list や openclaw status に移動
地味な変更だが、チャンネル管理周りが整理されてスッキリした。
コンテキストエンジンのバグ修正
- キャッシュされたコンテキストビューがリセット後に古い履歴を再利用してしまうバグを修正(
/new や /reset 後に過去の会話が混入する問題)
- これは体感できるレベルのバグ修正。特に長いセッションの後にリセットを繰り返す使い方をしている場合に影響していた可能性がある
そのほか
- WhatsApp: LID フォワードマッピング経由でプロアクティブ送信のルーティングを修正
- Plugin 公開: ClawHub CLI の依存インストール失敗時のリトライ追加
- OpenAI:
openai/chat-latest を直接 API キーモデルオーバーライドとして利用可能に(ChatGPT Instant API の移動するエイリアスを試したい場合)
アップデート方法: openclaw update