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Open Source Community 2026-05-12 Source →

NVIDIA不使用で訓練、ハルシネーション率1.2%——中国Zhipu AIがGLM-4.7をオープンソースで公開

中国のAI企業Zhipu AIが、Huawei Ascendシリコンのみを使用して訓練したオープンソースモデル「GLM-4.7」を公開しました。同モデルはフロンティアラボ(主要AI研究機関)の中で最低水準のハルシネーション率1.2%を達成し、料金は入力100万トークンあたり0.11ドルと、Anthropic社のClaude Opus(同15ドル)の136分の1以下という驚異的なコスト競争力を持ちます。特に注目されるのは、米国の対中輸出規制によってNVIDIA製GPUへのアクセスを制限されているにもかかわらず、最高水準の性能を実現した点です。

GLM-4.7の訓練にはHuawei製のAIアクセラレータ「Ascend」シリーズが全面的に採用されています。米国商務省は2022年以降、高性能AIチップの中国への輸出規制を段階的に強化してきましたが、Zhipu AIの今回の実績はその規制が必ずしも中国のAI開発力を封じ込められていないことを示す象徴的な事例と言えます。X上では「NVIDIAなしでGPT-5クラスと競合できることを証明した。米国の輸出規制がHuawei Ascendの台頭を加速したという皮肉な結果」という分析が広く拡散しました。

Hacker Newsでは「中国がNVIDIA依存を脱却しつつある。半導体輸出規制の効果が逆に中国の自立化を促進している可能性」という地政学的考察が上位のスレッドを形成しました。r/LocalLLaMAでは「ハルシネーション率1.2%の測定方法に疑問あり」という懐疑的な声も上がっていますが、「コスト競争力は圧倒的。APIコストに敏感なスタートアップには朗報」という実務的な評価も根強く、議論が続いています。

GLM-4.7が示したのは技術的な成果だけにとどまりません。米中の半導体戦争が進む中、中国がHuawei製シリコンを軸とした独自のAI開発エコシステムを確立しつつあるという地政学的現実も浮き彫りにしました。今後、Ascendエコシステムの成熟によってこのコスト・性能の優位がさらに広がる可能性があります。

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