Claude Code を導入したはいいが「結局プロンプト書くのが面倒」「毎回同じ説明を繰り返している」「長い作業で途中からコンテキストがずれる」という経験はないだろうか。Hacker Newsで活発に議論されているワークフロー改善のTipsをまとめた。
最も効果が高い改善の一つ。プロジェクトルートに CLAUDE.md を置くと、Claude Code は毎回自動で読み込む。ここに書いておくべきこと:
# プロジェクト概要
Next.js + TypeScript製のECサイト。決済はStripe。
# コーディング規約
- 関数コンポーネントのみ使用(クラスコンポーネント禁止)
- CSSはTailwindのみ(inline styleは使わない)
- コメントは英語で書く
# よく使うコマンド
- `pnpm dev` — 開発サーバー起動
- `pnpm test` — ユニットテスト
- `pnpm build` — 本番ビルド
「毎回説明しなくて済む」だけでも体験が大きく変わる。
Shift+Tab を2回押すと Plan Mode に入る。コードを書く前に「何をするか」を確認するフェーズだ。
大きめの変更を依頼するときは必ずPlan Modeから始めるのが吉。
.claude/commands/ に Markdown ファイルを置くとカスタムコマンドになる。
例: .claude/commands/review.md
このPRの変更を以下の観点でレビューしてください:
1. セキュリティ上の問題がないか
2. パフォーマンスに影響する変更がないか
3. テストカバレッジが適切か
これで /review と打つだけで一貫したPRレビューが走る。
一度に大きな変更を依頼すると、コンテキストウィンドウが溢れたり途中でずれたりする。
効果的なパターン:
git commit して進捗を固定特に「Beads workflow」と呼ばれる手法が話題で、大きな機能をビーズ(小さな完結したタスク)に分解して進める。
/common-ground コマンドで前提認識を揃える長い会話の途中で「Claudeの認識がずれてきた」と感じたら、以下を試してみてほしい:
今の作業について、あなたが理解している前提・制約・目標を箇条書きで整理してください。
これを定期的にやると、認識のずれが早期に発見できる。Slackで「認識合わせしておきたいんだけど」と言う感覚で使える。
Claude Code は大胆に変更を加えることがある。以下を習慣にすると安心:
git stash か git commit で現状を保存--dangerously-skip-permissions は使わない(本当に危ない)git diff で変更の全体像を確認する「やり直したい」と思ったとき git checkout . で戻れる安心感は大きい。
| 戦略 | 効果 | 導入コスト |
|---|---|---|
| CLAUDE.md | 毎回の説明が不要に | 低(1回書くだけ) |
| Plan Mode | 方向性のズレを防ぐ | 低(習慣の問題) |
| カスタムコマンド | 繰り返し作業を自動化 | 中(初期設定が必要) |
| サブタスク分割 | 大規模変更の成功率UP | 中(思考が必要) |
| 前提確認 | コンテキストのズレを防ぐ | 低 |
| Git安全網 | 失敗しても戻れる | 低(習慣の問題) |
まずは CLAUDE.md の作成から始めるのがおすすめ。一度書けば毎日恩恵を受けられる。