Anthropicが最新モデル「Claude Opus 4.7」をリリースしました。計画フェーズでの自己修正機能や刷新されたトークナイザーを搭載しますが、新トークナイザーが従来比で最大35%多くトークンを消費するとして、APIを利用するデベロッパーや企業ユーザーから「実質的な値上げ」だと強い批判が上がっています。
Anthropicの発表によると、Opus 4.7では複雑なタスクを遂行する前に計画を立て、必要に応じて自己修正するフェーズが追加されています。また、より多様な言語表現を精確に扱えるよう設計されたという新トークナイザーが採用されました。しかしこの新トークナイザーが、英語の技術文書や長文プロンプトを処理する場合に従来モデルと比べて10〜35%多くトークンを消費することが、リリース直後にユーザーの検証によって判明しました。Anthropicはトークン料金を据え置いたまま新トークナイザーを導入したため、同一の処理に対するコストが事実上増加する形になっています。
X(旧Twitter)では、AMDのシニアエンジニアリングディレクターが「複雑なエンジニアリング作業においてOpus 4.7が信頼できなくなった」と公開で批判し、反響を呼びました。Redditのr/ClaudeAIでは「実質的な値上げ」「4.6からの性能退行」という投稿が相次ぎ、ユーザーの不満が可視化される形となっています。Hacker Newsでは「4.6の実質焼き直し」「Extended Thinkingのトグル削除は明確な後退」とパワーユーザーからの批判が目立ちました。新機能の有用性と、その裏側に潜むコスト増加の問題——Anthropicがこの反発にどう応えるかが注目されます。