← 2026-05-17
Industry & Business Community 2026-05-17 Source →

SnapがAI活用を理由に全社員の16%・約1000人を削減——新コードの65%がAI生成、年間5億ドルのコスト削減を目標

Snapchat親会社のSnapが、全正社員の約16%にあたる1000人規模の人員削減を実施します。CEO Evan Spiegelは「現在、新しいコードの65%がAIによって生成されている」と説明し、AIによる業務効率化を事業再構築の核心に据える方針を明確にしました。年間5億ドルのコスト削減を目標としており、浮いたリソースをAIインフラおよびコアプロダクト開発に集中させるとしています。

「コードの65%がAI生成」という数字はIT業界に衝撃を与え、X上では「エンジニアリング組織のスリム化が他の大手テック企業でも続くとみられる」という声が相次ぎました。SNS広告収益の伸び悩みが続くSnapにとって、AIを活用した開発効率向上は財務立て直しの手段でもあります。競合するTikTokやInstantagramに対して機能面で後れを取る中、AIによる迅速な製品開発サイクルの実現が急務となっています。

ただし、今回の人員削減に対しては批判的な見方も根強くあります。r/technologyでは「SNS企業がAIを口実にリストラを正当化するケースが増えている。実際にAIが代替しているのか、単なるコスト削減の隠れ蓑かは要検証」という議論が展開されました。また、Hacker Newsでは「2026年に入って主要テック企業の人員削減が加速しており、AI効率化による雇用影響が統計として現れ始めている」という経済的視点の議論も活発に行われました。

今後の焦点は、AIがどこまでSnap製品の競争力を高められるかにあります。Snapchatの月間アクティブユーザーは依然として9億人を超えており、ARの「Spectacles」やクリエイター向けツールなど独自性の高い領域でAI活用を加速できれば、人員削減後の事業再浮上も視野に入ります。

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