前回チェック(v2.1.143)から今回(v2.1.154)の間にかなり大きなアップデートが入ったので、まとめて解説する。特に Claude Opus 4.8 の追加と ダイナミックワークフロー は実務インパクト大きめ。
/model ピッカーで選べる最新モデルが Opus 4.8 になった。デフォルトでは high effort で動作し、最も重いタスクは /effort xhigh を指定するとさらに全力を出してくれる。
Fast mode も利用可能で、Opus 4.8 の Fast mode は従来比で大幅コスト減(標準レートの2倍で2.5倍の速度)。軽いタスクには /fast on と組み合わせて使うのがおすすめ。
/model claude-opus-4-8
/fast on # 速度優先のとき
注意点として CLAUDE_CODE_OPUS_4_6_FAST_MODE_OVERRIDE 環境変数は 6/1 に削除済み。Opus 4.6 の Fast mode を使いたい場合は /model claude-opus-4-6[1m] → /fast on に切り替えること。
Claude Code が大規模タスクを自律的に複数サブエージェントに分割して実行する仕組みが入った。
/workflows で確認claude> コードベース全体のバグを洗い出してworkflowで並列チェックして
スケール:最大1,000エージェントまで実行可能(同時実行は最大16エージェント)。Adversarial Verificationという仕組みで、あるエージェントが出した結果を別エージェントが反証しようとすることで精度を上げている。
コードベース監査・大規模リファクタリング・サービス横断バグハントなどで真価を発揮する。
/simplify が /code-review に改名され、機能も強化された。
/code-review # 標準レビュー(バグ・改善点)
/code-review high # 高精度レビュー
/code-review --comment # GitHub PR にインラインコメントで投稿
/code-review --fix # レビュー結果をそのままコードに適用
旧 /simplify(クリーンアップ+修正適用)は /code-review --fix に統合された。
bg セッションが /resume に表示されるようにclaude agents --json でスクリプトから生きているセッション一覧を取得可能に/usage がカテゴリ別の内訳(スキル・サブエージェント・プラグイン・MCP サーバー別)を表示/diff の詳細ビューをキーボードでスクロール可能に- [ ] / - [x])が正しくチェックボックスとして描画されるようにMessageDisplay フックが追加 — アシスタントメッセージ表示時にテキストを変換・非表示にできる/ が逆方向ヒストリ検索を開くように(bash/zsh の vi-mode と同じ動作)| バージョン | 修正内容 |
|---|---|
| v2.1.147 | Bash ツールが毎回 exit 127 を返すバグ → v2.1.148 で即修正 |
| v2.1.149 | macOS で find がファイルディスクリプタを枯渇させてホストクラッシュ → 修正 |
| v2.1.149 | /ultraplan が uncommitted changes なしのリポジトリで失敗 → 修正 |
| v2.1.145 | MCP tools/list のページネーションで2ページ目以降のツールが無視 → 修正 |
Opus 4.8 + ダイナミックワークフローの組み合わせは、これまで「手動で並列作業させるのが大変」だったユースケースをほぼ自動化してくれる。大規模なコードベースを持つチームは試す価値あり。