Claude Codeのセッションを1つしか動かしていないなら、まだ半分も使いこなせていない可能性がある。git worktreeと組み合わせることで、ファイル競合なしに10〜15セッションを同時並走させることができる。
普通にClaude Codeを複数ウィンドウで起動すると、同じブランチ・同じファイルを複数エージェントが同時編集して競合が起きる。バックグラウンドでテスト修正させながら、メインで新機能開発、別窓でドキュメント整備…というワークフローが破綻しやすい。
git worktreeはリポジトリを複数のディレクトリに同時チェックアウトする仕組みだ。各ディレクトリが独立したブランチを持つため、それぞれで別々のClaude Codeセッションを走らせても干渉しない。
# タスクごとにworktreeを作成
git worktree add ../myapp-feature-auth feature/auth
git worktree add ../myapp-fix-tests fix/flaky-tests
git worktree add ../myapp-docs docs/api-update
# 各ディレクトリでClaude Codeを起動(バックグラウンド or 別ターミナル)
cd ../myapp-feature-auth && claude &
cd ../myapp-fix-tests && claude &
cd ../myapp-docs && claude &
git worktree removeで片付けるv2.1.157以降、Claude Code自身がworktreeを管理するようになっている。EnterWorktreeツールで途中からworktreeを切り替えることも可能だ。また、Claudeが管理するworktreeは終了後にロックが解除され、git worktree removeやgit worktree pruneで問題なく削除できる。
各worktreeのルートにCLAUDE.mdを置いておくと、そのディレクトリでClaude Codeを起動するたびに自動読み込みされる。
# CLAUDE.md(feature/auth worktree用)
## このworktreeの目的
認証フローのリファクタリング。JWTからSession-based authへの移行。
## 触らないファイル
- src/api/legacy/* (別タスクで作業中)
- tests/e2e/* (別worktreeで修正中)
## 完了条件
- auth.test.tsが全てパスする
- ログアウト後にトークンが無効化される
/initコマンドでClaude Code自身にCLAUDE.mdの雛形を生成させることもできる。
並列セッションはトークン消費も並列になる。Microsoftが月$2,000/人のコスト問題に直面したように、気づかないうちに高額になるリスクがある。
/usageでコスト確認claude --model claude-haiku-4-5で安いモデルを使うWorktree並列化はClaude Codeの生産性を劇的に上げる最も実用的な手法のひとつだ。最初は2〜3セッションから試して、コストと効果のバランスを見ながら増やしていくのがおすすめにゃ。