2026年5月28日、AnthropicがClaude CodeにDynamic Workflows(ダイナミックワークフロー)をリサーチプレビューとして追加した。数十〜数百のサブエージェントを並列で走らせ、単一セッションでは時間がかかりすぎる大規模タスクを自動処理できる機能だ。
Dynamic Workflowsは、Claude Codeがユーザーのプロンプトから自動的にJavaScriptのオーケストレーションスクリプトを生成し、複数のサブエージェントに作業を分担させる仕組みだ。
主なユースケース:
/<name> でカスタムコマンドとして保存実際の事例として、BunのメインテイナーがZigからRustへの約75万行のポーティングをDynamic Workflowsで11日間で完了させ、既存テストの99.8%がパスしたと報告している。
オーケストレーションスクリプトはJavaScriptで記述される。スクリプトは分岐ロジックと中間結果を保持し、実行環境で分離実行されるため、メインセッションのレスポンスが阻害されない。進捗はセーブされるため、途中で中断しても再開可能だ。
並列実行の上限は:
有効化する方法は2つ:
ultracode を含める**: 「このコードベース全体をultracode モードでセキュリティ審査して」/effort ultracode を設定**: 以降の重いタスクを自動的にワークフローで処理実行前にClaude Codeがワークフロー計画を表示し、ユーザーの承認を得てから開始する。/workflows コマンドで実行中・完了済みのワークフローを管理できる。
組み込みワークフローとして /deep-research <質問> も提供されている。
トークン消費量が大幅に多い。数十〜数百エージェントが動くため、通常セッションの数十倍になることもある。6月15日以降はプログラマティック利用の課金分離(後述記事参照)の対象にもなるため、コスト管理が重要になる。
組織管理者はマネージド設定からワークフロー機能を無効化できる。
/config から有効化が必要)これまでのLLMエージェントは「1つのモデルが全部考える」か「手動でタスクを分割する」かの二択だった。Dynamic Workflowsは、大規模並列作業の設計をモデル自身が行う仕組みとして、エージェント開発の方向性を示している。