ニューデリーで開催されたインドAI Impact Summitに、GoogleのCEOスンダル・ピチャイ、OpenAIのCEOサム・アルトマン、AnthropicのCEOダリオ・アモデイが揃って参加しました。100カ国以上が参加したこの国際会議で、インド政府は今後2年間で2000億ドル(約30兆円)のAI投資誘致を目標とすることを発表。AI超大国を目指すインドの本気度を世界に示す場となりました。
世界トップクラスのAIラボCEOが一堂に会するのは珍しく、インド市場への期待感の高さを物語っています。Hacker Newsでは「主要AIラボのCEOが全員集合するのは珍しい。インド市場の重要性が如実に示された」という反応があり、人口14億を超え、ITエンジニア大国でもあるインドがAI展開先として最重要市場のひとつになっていることを裏付けています。
2000億ドルという誘致目標については、Redditで「インドがAI大国化を本気で目指し始めた。2000億ドル誘致目標は野心的すぎるが、方向性は正しい」という評価が見られました。インドは国内の優秀なエンジニアリング人材、急成長するスタートアップエコシステム、そして政府主導のデジタルインフラ整備を強みに、欧米・中国に次ぐ「第三のAI極」として台頭しつつあります。X(旧Twitter)では「グローバルAI版G7会議的な意義。欧米中に次ぐ第三のAI極としてインドが台頭」という言葉が注目を集めました。
AI覇権競争がグローバルな構図になるなか、インドが単なる市場やアウトソーシング先ではなく、AI技術の開発・発信拠点として存在感を高めていけるかが注目されます。今回のサミットは、その野心を世界に宣言する舞台となりました。