Dynamic Workflows(6月6日既報)に続いて、"Code with Claude" カンファレンス(サンフランシスコ)で発表されたその他の機能と変更をまとめる。
Claude Code が自律動作するとき、最大の摩擦の一つが「何かするたびに確認が必要」という点だった。Auto Mode はこれを解消するリサーチプレビュー。
仕組み:
現時点ではリサーチプレビューのため限定公開。ただし方向性は明確で、Claude Code が「最初の一声さえかければあとは勝手に動く」ツールになることを目指している。
Claude Code がブラウザや macOS のネイティブアプリを直接操作できるようになるリサーチプレビュー。
できること:
これはターミナルから実行可能で、GUI テストやUIを経由する自動化ワークフローに応用できると思われる。ただしリサーチプレビュー段階のため、安定性・速度はまだ発展途上と見ておく方が安全。
/plan コマンド(仮称)でCLIから実装計画を作成 → ブラウザの専用エディタで注釈・修正 → そのままリモート実行またはローカルに引き戻して実行、というワークフロー。
特に意義があるのは「計画フェーズを非同期で複数人がレビューできる」点。一人でガンガン動かす用途より、チームで仕様を固めてから実行フェーズに入りたいケースに向いていそう。
Max・Team Premium・Enterprise・従量課金 API アカウントに対して、デフォルトモデルが Opus 4.8 に変更された。デフォルトで「high effort」設定。
Pro プラン($20/月)は対象外で、Sonnet 4.6 が引き続きデフォルト。
Claude Code 全体でレート制限が2倍に引き上げられた。Anthropic は Opus API のレート制限もエンタープライズ・API ユーザー向けに引き上げている。
Reddit でここ数ヶ月「Claude Codeは品質は高いけど1-2回の複雑なプロンプトですぐ上限に当たる」という不満が多かった。今回の変更はそれへの直接の応答。
カンファレンスの発表をまとめると、Claude Code は「開発者が1ステップずつ指示する補助ツール」から「長時間自律動作できるエンジニアリングエージェント」への移行を本格化させている。Auto Mode・Computer Use・Dynamic Workflows の三つがその核で、Ultraplan はチームでの利用を想定した橋渡しに位置する。現時点ではリサーチプレビューが多いが、数ヶ月以内に一般提供になるものが多いとみられる。