v2.1.162(6月3日)と v2.1.163(6月4日)の2リリースをまとめて紹介する。どちらも開発者体験と企業管理機能の改善が中心。
組織の managed settings で requiredMinimumVersion と requiredMaximumVersion が設定できるようになった。
{
"requiredMinimumVersion": "2.1.163",
"requiredMaximumVersion": "2.1.200"
}
許容範囲外のバージョンを使っている場合、Claude Code は起動を拒否してユーザーを承認済みバージョンに誘導する。セキュリティ上の理由で特定バージョンを強制したい企業環境に対応した機能。
/plugin list コマンドインストール済みプラグインの一覧を表示できる新コマンド。--enabled / --disabled フィルタもある。
/plugin list
/plugin list --enabled
/plugin list --disabled
/btw に「c でコピー」ショートカット追加/btw コマンドの回答画面で c を押すと、生のマークダウン形式でクリップボードにコピーできる。他の場所にペーストする際にフォーマットが保たれる。
Stop および SubagentStop フックが hookSpecificOutput.additionalContext を返すことで、Claude にフィードバックを与えつつターンを継続できるようになった。フックエラーとしてラベルされずに済む。
\$ エスケープ構文スキルのコマンド本体で \$ と書くと、数字の前にリテラルの $ を含められるようになった。
CLAUDE_CODE_SESSION_ID を受け取る--resume 時に、フックや Bash と同様に CLAUDE_CODE_SESSION_ID が stdio MCP サーバーにも渡されるようになった。
claude -p が最終結果を返した後にバックグラウンドコマンドが終了しない場合に永久にハングしていた問題を修正(stdin クローズ後 約5秒で停止)CI=true かつ Anthropic API キー未設定の場合に Bedrock/Vertex/Foundry で ANTHROPIC_API_KEY required エラーが出ていた問題を修正$TMPDIR が全コマンドに上書きされていた問題を修正(回帰バグ、2.1.154 で混入)EEXIST エラーが出ていた問題を修正if: "Bash(...)" 条件が $() や $VAR を含む全 Bash コマンドで誤発火していた問題を修正claude agents --json に waitingFor フィールド追加JSON 出力に waitingFor フィールドが追加され、待機中のセッションが何を待っているか(例: 権限プロンプト)が分かるようになった。自動化スクリプトやモニタリングに便利。
--tools で Grep/Glob が明示的に指定可能に--tools で Grep や Glob を明示的に列挙すると、ネイティブビルドの組み込み検索ツールが提供されるようになった(以前はこれらの名前は無視されていた)。
/effort の永続化確認メッセージ選択したレベルが新しいセッションのデフォルトとして保存される際に、確認メッセージが表示されるようになった。
オートコンプリートメニューでスラッシュコマンドをクリックすると、すぐに実行する代わりにプロンプトに入力される。Enter を押して実行する2ステップ方式に変更。
起動時メッセージの代わりに、セッションへのリンク付きの永続フッターピルとして表示されるようになった。
/ide メニュー、/terminal-setup、/scroll-speed で Windsurf が Devin Desktop に変更された(エディタのリブランドに対応)。
workspaceSymbol オペレーションが結果を返さなかった問題を修正(query パラメータを追加)claude agents の表示が 60〜120 列で切れていた問題を修正(フル幅を使用するように)v2.1.163 のバージョン制限管理設定は企業環境での Claude Code 展開を安定させる重要機能。/plugin list や additionalContext の追加は、プラグイン・フック開発者のデバッグ体験を地道に改善している。v2.1.162 の JSON 出力改善は自動化パイプラインに効いてくる。